来年2月から隔月刊。『SFマガジン』は偶数月、『ミステリマガジン』は奇数月刊行。
「円谷プロ クロニクル 2016年の挑戦」
山本弘・北野勇作・小林泰三によるオマージュ短篇など。
「第2回ハヤカワSFコンテスト受賞作発表」
柴田勝家『ニルヤの島』が受賞。インタビュウなど掲載。作品云々よりも本人がインパクトありすぎます。
『絞首台の黙示録』(7)神林長平
『エピローグ』(8)円城塔
「近代日本奇想小説史 大正・昭和篇(18)体内、宇宙、数、奇想小説はなんでもあり」横田順彌
「乱視読者の小説千一夜(44)ボヴァリー夫人、それはわたしです」若島正
アダム・サールウェル『Miss Herbert』は、レムが「架空の作者や架空の書物について語」ったように、実在の人物について語った「小説」。
「SFのある文学誌(37)サイエンティフィック・ノベル宣言――末広鉄腸『雪中梅』」長山靖生
150年後の未来から見た明治の政治小説。この作品の序文に、「「科学小説」という名称が、文学史にはじめて登場する」のだそうです。
「長城(前編)」小田雅久仁
――吉井泰之は今日も“叫び”に応え、兵士として長城へ向かう――