『S-Fマガジン』2015年1月号No.706【円谷プロダクション×SFマガジン】

 来年2月から隔月刊。『SFマガジン』は偶数月、『ミステリマガジン』は奇数月刊行。
 

円谷プロ クロニクル 2016年の挑戦」
 山本弘北野勇作小林泰三によるオマージュ短篇など。

「第2回ハヤカワSFコンテスト受賞作発表」
 柴田勝家『ニルヤの島』が受賞。インタビュウなど掲載。作品云々よりも本人がインパクトありすぎます。

『絞首台の黙示録』(7)神林長平

『エピローグ』(8)円城塔
 

「近代日本奇想小説史 大正・昭和篇(18)体内、宇宙、数、奇想小説はなんでもあり」横田順彌

「乱視読者の小説千一夜(44)ボヴァリー夫人、それはわたしです」若島正
 アダム・サールウェル『Miss Herbert』は、レムが「架空の作者や架空の書物について語」ったように、実在の人物について語った「小説」。
 

「SFのある文学誌(37)サイエンティフィック・ノベル宣言――末広鉄腸雪中梅』」長山靖生
 150年後の未来から見た明治の政治小説。この作品の序文に、「「科学小説」という名称が、文学史にはじめて登場する」のだそうです。

「長城(前編)」小田雅久仁
 ――吉井泰之は今日も“叫び”に応え、兵士として長城へ向かう――

  


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