『S-Fマガジン』2020年4月号No.738【眉村卓追悼特集】

「明るい光のなかで展開する至上の恐怖 アリ・アスター監督最新作『ミッドサマー』誌上公開」監督インタビュウ
 

「白萩家食卓眺望」伴名練
 ――その和紙束に代々受け継がれてきたのは、「見たこともない」料理の作り方だった――(袖惹句より)

 架空の料理帖から始まりますが、こういう嘘はもっと真実っぽく書いてくれないとしらけてしまいます。
 

眉村卓追悼特集」日下三蔵監修
 

「書評など」
◆アニメ『映像研には手を出すな!』はいろいろなところで話題になってますね。

テッド・チャン『息吹』、アンナ・カヴァン『草地は緑に輝いて』古典新訳文庫ルゴーネス『アラバスターの壺/女王の瞳』はラプラタ幻想文学の源流とのこと。
 

大森望の新SF観光局(71)SF第7世代の始まりに向かって」
 

「『息吹』&文庫版『ゲームの王国』発売記念トークイベント」大森望×小川哲
 いろいろな作家と発想が同じだったという話や、テッド・チャンや『息吹』のことや、書き出しの話など。
 

「サはサイエンスのサ(264)新型コロナウイルス騒動」鹿野司
 今月号はほかの執筆者も新型コロナの話題でしたね。
 

「星敬追悼」

「SFのある文学誌(69)眉村卓先生、横田順彌先生――思い出すことなど」長山靖生

「SFの射程距離(3)「自分とは何か」を考えるためにSFを読んできた」松原仁

  


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