『S-Fマガジン』2014年8月号No.701【PSYCHO-PASS サイコパス】

「SF COMIC SHORT-SHORT(7)」笠辺哲

「チャールズ・ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』刊行 円城塔メッセージ
 

「特集 PSYCHO-PASS サイコパス
PSYCHO-PASS LEGEND 無窮花(前篇)」吉上亮
 ――迷えるハッカーの魂が、槙島聖護と出会うまで――外伝ノベライズ・シリーズ、チェ・グソン篇

「塩谷直義インタビュウ」「虚淵玄インタビュウ」
 脚本家は、あの、大坪砂男のお孫さんという。

「『PSYCHO-PASS サイコパス』が描いたもの」藤津亮太
「主要キャラクター紹介」鈴木力
「第1期エピソード・ガイド」上田繭子ほか

 七月より新編集版、十月より第二期、冬に劇場版……と続く『サイコパス』の特集です。あらすじと登場人物紹介がついているので、これから第一期を観ようとしている人間の軽いガイド本としても役立ちます。
 

「あしたの記憶装置」やくしまるえつこ
 

「書評など」
◆映画『GOZZILA ゴジラ』、『オール・ユー・ニード・イズ・キル。キャプチャーされてるゴジラのビジュアルは猪首で何だかアレですが、どちらも評者の評価はなかなか高いです。ほかにSFマガジン700 国内篇』、アンナ・カヴァン『われはラザロ』、勝山海百合『狂書伝』
 

『怨讐星域』30「ポッド・サバイバー」梶尾真治

『エピローグ〈4〉』円城塔
 

「近代日本奇想小説史 大正・昭和篇(13)H・G・ウェルズ作品の翻訳」横田順彌
 黒岩涙香によるウェルズの翻案が紹介されています。SFガジェットを日本語や日本文化に移植してしまう手腕に脱帽しました。「タイムマシン」を神隠しを例にとって説明し、モーロックを「土蜘蛛人種」と訳すセンス。

「SFのある文学誌(32)「なつこん」記念・茨城古典SF特集(中篇)」長山靖生
 ラノベ、だそうです。

大森望の新SF観光局(41)日本SFの“現実”は厳しいか?」
 反応しすぎ。

「MAGAZINE REVIEW 〈インターゾーン〉誌 2014.1/2-2014.3/4」七瀬由惟
 

「2014オールタイム・ベストSFプロ投票者全回答&結果分析」
 

 


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