ついに完結!なのだが、どうも今までのと比べると面白くない。原因はわたしがこの時代の美術をあまり好きではない、という一点に尽きるのだろうけれど。
井上安治の回やアール・デコの回などはナルホド!と思ったりもしたものだが、黒田清輝とか梅原龍三郎なんてどこがいいのかさっぱりわからないものだから、読んでても「ふ〜ん」としか思えないのだ。
だから梶原緋佐子の「赤前掛」(これ自体はいい絵だと思うんだけど)を見ても、中村俊輔に似てるな、とかどうでもいいことを思ってしまう。
あとは川端龍子を見て、ヘンなのは江戸だけじゃなかったんだ、とうれしくなってしまったり。
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