『ネムキ』2010年9月号

 おっ、『コミックシンカン』VOL.2が発売予定です。8/20。今回もオガツカヅオ川原由美子と未知庵と松本英子が掲載予定。
 

「続死者の大学〜デッドマン・アカデミー〜」かまたきみこ
 ――天国にある「死者の大学」には古今東西の科学者や芸術家が新たな研究や製作に明け暮れていた。消灯係のスパイラルは、新来者のモデルがいじめられているのを見て、何かと気に掛けるのだった。

 マイケルだ(^_^。天国で芸術家の仲間入りかあ。ちょっといい話なファンタジーかと思ったらSFになったのでびっくりした。絵が好みでない。
 

「謎のあの店」松本英子
 生《き》のままの青汁。それは「苦行」であるらしい。。。
 

百鬼夜行抄』「取りかえ子」今市子
 ――「かえしてあげましょうか?」――どこかもわからぬ暗い場所で、うっかり返事をせぬものです。失踪した開さんを探して占い師のもとを訪れた律だったが、訪れた片品家はどうも様子がおかしい。祖母は耄碌し、息子の睦は挙動不審、骨董品をしまった蔵は妖怪だらけ。

 ありゃ、今回は二度読まなくてはわかりませんでした。開さんではなく初めから律のことだったということでした。今回の妖魔はタチが悪いなあ。結界のなかで迷わせておいて「かえしてあげましょうか?」だもんなあ。そらそう返事をしてしまうって。
 

『時間の歩き方』榎本ナリコ
 ――抱き合う月乃と長雨。だが我に返った長雨は、月乃を拒む。それなら本当の名前を教えてほしい――そんな月乃の願いに答えたそのとき……。

 なんかいい加減だな時間管制局。さすがお役所仕事というべきか。
 

『未知庵の三時のお水』「まさ子ちゃん」未知庵
 猫カフェ。一コマ目はいったい何を「パタン」と閉めているのかしばらく考えてしまった。ロッカーか。塀かと思った。シュールだな。
 

『ななめの音楽』「#9 Dark Petal Darkness」川原由美子
 ――撃墜にショックを受けたこゆるは、一人日本に戻ることにした。だがラウラから聞かされた話、そして自分が光子の「お守り」であることに気づいて、島に戻ったこゆるは、今度は墜ちる飛行機に「散る花」を重ね見て「きれい」とつぶやく……。

 あまりにも影響されやすすぎるこゆるが、ショックの反動で今度はちょっとあぶない人になってしまいました。オオグチボヤやデメニギスが登場。笑ってる死神の絵がどうしてもわからなくて、何度も何度も見直した末に、逆さまなのだとようやく気づく。
 

「王の座」「赤い糸」深水チロリ

「肝だめし」BELNE

『悪霊退散大作戦』「三本の手」魚住かおる
 Y・S・Jふたたび(^ ^。
 

『ぽくぽく』あららぎるるる
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  『ネムキ』2010年9月号
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