『電撃大王』2012年9月号、『ワンピース』67

GUNSLINGER GIRL 第98話 ハルトマンの手紙」
 ハルトマン=ヒルシャーから検事さんに宛てた手紙。あのままでは終わるはずがないと思っていましたが、願っていたとおりようやくヒルシャー&トリエラのフォローが来ました。予想もつかない形でのフォローでした。扉に書かれた「ロベルタ どうかこの糸を絶ち切らないで」という言葉が最後に繰り返され、意味がわかった瞬間にはじーんと来ました。

 これまで二人の生死を断定するような言葉は書かずに引っ張っていましたが、ようやくはっきりと言葉に出して明らかにするのがこの人の口から、というのも、一つのケジメのようで、いい演出だと思いました。ロベルタに宛てた手紙に、ヒルシャーではなくハルトマンと署名してあるのも意味深です。

 

『ワンピース』第67巻
 頂上決戦の直前まではそれなりに面白かったのに、修行後はほんとどうでもいい漫画になってしまった『ワンピース』ですが惰性で読む。みんな強くなってしまったのと、仲間の数が多すぎるのとで、一対一の緊迫したバトルが見られず、みんなでぎゃーぎゃー騒いでいるだけなのが悲しい。この巻で唯一クールだったのがローなのに、技がギャグって……。

 


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