『S-Fマガジン』2013年8月号No.689【日本ファンタジイの現在】

「春告鳥」乾石智子

「チョコレートとあぶらあげ Helsingin Repot」勝山海百合
 ――東京であの災害があった時、ヘルシンキにいた。僕はまだここにいる……

 そう言えば『玉工乙女』も食べ物の美味しそうな小説でした。
 

「廃園の昼餐」西崎憲
 ――子宮のなかで、おれは気づいたときには全知だった――

 よくあるネタで描かれる読んだことのない世界。
 

「フェアリー・キャッチ(前編)」中村弦
 避暑地に暮らす少年は、夏休みに奇妙な“網”を持った旅芸人と出会う――。

「日本ファンタジイ必読作家20選」

ライトノベル界で活躍するファンタジイ作家」卯月鮎
 

「書評など」
◆映画サイレントヒル:リベレーション3D』は面白そう。登場人物が「J・G・バラードの小説が好きなの。この人はとても心地のいい終わりを書くひとでね」と呟くというだけで何とも魅力的な『無限のドリフター 世界は天使のもの』樹常楓。漫画では学研まんが『からだのひみつ』。カゲマンや新沢基栄おおひなたごうなど。ほかにヤング『たんぽぽ娘』、ブラックウッド『人間和声』、ビオイ=カサーレス『パウリーナの思い出に』、坂本光『英国ゴシック小説の系譜』など。
 

「男はなぜ自分で手錠をし、ニンニクを食いまくらねばならないのか。」椎名誠ニュートラル・コーナー

『怨讐星域』27「ダホディル・フィールドは、永遠に」梶尾真治
 

『近代日本奇想小説史 大正・昭和篇』1「『探偵小説 ジゴマ』の周辺」横田順彌

『SFのある文学誌』20「明治二十年のスター・トレック――『宇宙之舵蔓』」長山靖生

「ダンスとSFの親和性 「グラン・ヴァカンス」上演記念特別対談」大橋可也×佐々木敦
 

「建築と廃墟のある風景に惹かれて 『ヨハネスブルクの天使たち』刊行記念トークイベント彩録」宮内悠介×大森望
 伊藤計劃とJ・G・バラードと初音ミク

『乱視読者の小説千一夜』30「超虚構の男」若島正
 

「吉上亮インタビュウ 『パンツァークラウン フェイセズ』刊行開始!」

「高村透インタビュウ 『くじらの潮をたたえる日』刊行記念」

 


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