『綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー3』(講談社)

 第9回と第10回は『メフィスト』で読んでいたので、それ以降を読みました。

 http://d.hatena.ne.jp/doshin/20100421

 http://d.hatena.ne.jp/doshin/20100422

 山田風太郎は『誰にも出来る殺人』『太陽黒点』『十三角関係』『夜よりほかに聴くものなし』が面白いそうです。
 

「第11回 グロテスクなビジョン」

 倉阪鬼一郎「頭のなかの鐘」と、島田荘司「発狂する重役」。

 「頭のなかの鐘」を有栖川氏が倒叙ものとして紹介しています。第9回の山村美沙「虹への疾走」同様に、独特の角度から「本格」を語っていました。

 島田作品のところでは綾辻氏が今の目から見て「本格ミステリー論」を振り返っています。

 そして番外編「十戒」ほかと、鮎川哲也「薔薇荘殺人事件」。

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