いろいろな切り口から児童文学が紹介されています。ファッションやお菓子といった女性誌らしい切り口もあれば、「子どもの物語が始まるベッドいろいろ」では、子ども部屋とベッドの場面を、当時の社会状況家庭状況と結びつけるという鋭い切り口もありました。
「ピッピの生みの親、リンドグレーンはカッコイイ!」
アストリッド・リンドグレーンのかっこよさを紹介。
「ずっと探していたバタつきパンを発見」
バタつきパンに憧れていたのは、わたしだけじゃなかったんですね(^^;
「人生に必要なことは少年少女文学から学んだ」小林深雪×橋本麻里×松田青子
知らなかった作品のなかで読んでみたいと思ったものは、『チボリーノの冒険』ジャンニ・ロダーリ、『グリーン・ノウの子どもたち』ルーシー・M・ボストン、『ベッツィーとテイシイ』モード・ハート・ラブレイス、『うさぎ屋のひみつ』安房直子、『霧のむこうのふしぎな町』柏葉幸子、『とぶ船』ヒルダ・ルイス、『走れ、走って逃げろ』ウーリー・オルレブ
「思った味と違ってた! ヘンな食べもの図鑑」
「コミュニケーションに役立つ気の利いたセリフ集」
「少年の心を忘れない大人の男の少年文学」岩井俊二・伊賀大介
岩井俊二は『ひげよ、さらば』など3冊をチョイス。
「アンとトムが住んでいた“あの家”の間取り図」
「隠れた名作を見つけよう。ヨーロッパ文学マップ」
「ずっと食べたかったあの料理」
「少年少女文学界の雄、岩波少年文庫に潜入!」
「ハリウッドスターに直撃! 思い出の物語は何ですか?」
いつもお腹がすいていて変人だったクエンティン・タランティーノは『チョコレート工場の秘密』、自分も赤毛だったドナルド・サザーランドは『赤毛のアン』『二都物語』、意外にも「典型的なアメリカの女の子」だったダイアン・キートンは『オズの魔法使い』『あしながおじさん』、ませていたケヴィン・スペイシーはディケンズ『オリバー・ツイスト』(とおまけで)『クマのプーさん』、など13人が紹介。
「思い出の映像化作品ベスト30(実写篇15・アニメ篇15)」
好きな作品・好きな登場人物ランキングで共に一位だった『赤毛のアン』は、実写では2位ですが、アニメでは圏外という予想外の結果に。世代の問題でしょうか?
「少年少女文学100のリスト」
「小西康陽の音楽の新スタンダード100」
今回は特集に合わせたのか、「冒険に出たくなるワクワクする5曲」をセレクト。ビートルズ「マジカル・ミステリー・ツアー」、細野晴臣「Pom Pom 蒸気」、光GENJI「パラダイス銀河」、大貫妙子「メトロポリタン美術館」、『素晴らしい風船旅行』オリジナル・サウンドトラック。
「工藤官九郎のART入門 絵、うまいですね。(17)久住昌之」
絵が描けるようになりたい工藤官九郎が、さまざまなジャンルの絵の先生と対談する連載。なぜか漫画家(ではなく、漫画の原作者である)久住昌之と。泉昌之コンビのエピソードが面白い。
「本にまつわる四方山話」深緑野分×岡崎琢麿
プライベートでも知り合いのお二人らしく、楽しそうにおしゃべりをしています。ロアルド・ダール『いじわる夫婦が消えちゃった!』、ジャック・カーリイ『百番目の男』などを、深緑さんが一方的に薦めてます(^^;