『ミステリマガジン』2017年7月号No.723【このミステリ・コミックが大好き!】

「出張コマーシャルまんが」森田崇 アルセーヌ・ルパン自身が語る、ハヤカワ文庫版ルパン・シリーズの魅力。「ミステリ・コミック『金田一少年の事件簿』〜現代まで」北原尚彦×日下三蔵 当然ながらホームズものの話が多くなっています。そのなかでは『クリス…

『ミステリマガジン』2017年5月号No.722【北欧ミステリの王(キング)は誰か?】

「ノルディック・ミステリの現在」三橋曉「北欧ミステリ概論」松川良宏 「その怒りと慟哭を聞け」深緑野分 『熊と踊れ』の作者ンデシュ・ルースルンドの作品についてのエッセイです。何だか、グレーシス警部シリーズは、胸糞悪そうなシリーズです……。 「血清…

『ミステリマガジン』2017年3月号No.721【そしてクリスティーはいなくならない】

「未体験のクリスティー、見たことのないポアロ」小山正 評価の高いBBC版「そして誰もいなくなった」ほか映像化作品について。「私の偏愛クリスティー」井上雅彦・太田忠司・折原一・皆川博子・ほか サタースウェイト老人への偏愛、シリーズキャラクター…

『ミステリマガジン』2017年1月号No.720【ミステリが読みたい!2017年版】

アンケート結果発表。1位は海外国内それぞれ『熊と踊れ』ルースルンド&トゥンベリ、『真実の10メートル手前』米澤穂信。竹本健治のいろは歌暗号ミステリ『涙香迷宮』や、アクション活劇『リボルバー・リリー』長浦京、グリコ森永事件を利用された子ども…

『ミステリマガジン』2016年11月号No.719【21世紀ミステリ映画の未来】

「座談会 21世紀のミステリ映画ベスト10」小山正×滝本誠×真魚八重子×三橋暁×柳下毅一郎 21世紀に入ってから作られた映画はあまり観ていないことに気づく。アガサ・クリスティなどでお馴染みのカントリーハウスが舞台である『ゴスフォード・パーク』が…

『ミステリマガジン』2016年9月号No.718【ロアルド・ダール生誕100周年】

「ロアルド・ダール生誕100周年」 純粋な初訳作品はショートショート「スモークチーズ」のみで、もう一篇の初訳「リビアで撃墜されて」は『飛行士たちの話』所収「ちょろい任務」の原型短篇。ほかは『飛行士たちの話』から新訳一篇「彼らに年は取らせまい」…

『ミステリマガジン』2016年7月号No.717【創刊60周年記念号】

再録コラムと初訳・再録・新訳短篇から成る記念号。特大号ではなく通常ボリュームです。「天の鉤爪」ロス・マクドナルド/田口俊樹訳(The Sky Hook,Ross Macdonald,1948) 初訳。ケネス・ミラー名義による普通小説。「エディにわかること」トマス・H・ク…

『ミステリマガジン』2016年5月号No.716【シャーロック・ホームズ 現在進行形】

「マーク・ゲイティス・インタヴュー」 『SHERLOCK/シャーロック』脚本・共同プロデューサー・マイクロフト役の俳優インタビュー。「『SHERLOCK/シャーロック』ベスト・エピソード」辻村深月・小山正ほか「映画『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』 主演イア…

『ミステリマガジン』2016年3月号No.715【追悼 小鷹信光】

「追悼エッセイ」紀田順一郎ほか「春は殺人者」小鷹信光「水死人」ジョナサン・クレイグ/小鷹信光訳(The Floater,Jonathan Craig) ――ハドソン河に浮かんだ女の死体。首の後ろに殴られた跡があったため、殺人と断定された。保護者である叔母は、被害者に…

『ミステリマガジン』2016年1月号No.714【ミステリが読みたい!2016年版】

「ミステリが読みたい!2016年版」 アンケート結果発表。海外一位は『ありふれた祈り』、国内一位は『王とサーカス』。ランキング上位を見るかぎり、東京創元社ががんばってます。「迷宮解体新書(90) 清水杜氏彦」村上貴史 『うそつき、うそつき』で第5回…

『ミステリマガジン』2015年11月号No.713【これが冒険・スパイ小説だ!】

「座談会 架空 冒険・スパイ小説全二十巻をつくる」北上次郎×霜月蒼×関口苑生×古山裕樹×吉野仁 来年1月刊行予定の『新・冒険・スパイ小説ハンドブック』に掲載予定の座談会の冒頭部分。新世紀の――というわけではなく、「いままでの概念は全部捨てて」「これ…

『ミステリマガジン』2015年9月号No.712【幻想と怪奇 乱歩輪舞ふたたび】

乱歩没後50周年だそうで、乱歩特集です。特に『人間豹』に焦点が当てられていて、こうした切り口の特集は編集者の意思が見えて好感が持てます。……とはいえ、「幻想と怪奇」特集すら日本勢に浸食されてしまっているのは悲しい。海外作品の紹介に力を注いだ…

『ミステリマガジン』2015年7月号No.711【海外ミステリ・ドラマ・ガイド】

「いちばん楽しい海外ミステリ・ドラマ」若竹七海「10人の識者によるオススメ50選+α」小山正・月村了衛・山崎まどか他 「奇術探偵ジョナサン・クリーク」の脚本家デイヴィド・レンウィックは、カーやブラウン神父が大好きなのだそうです。 「ビギナー向け…

『ミステリマガジン』2015年5月号No.710【新ミステリ・ハンドブックを作ろう!】

「『新ミステリ・ハンドブックを作ろう!』座談会(前編)」小山正×上條ひろみ×杉江松恋×宮脇孝雄 『特捜部Q』シリーズが「「相棒」ファンにはぴったりではないかしら?」というコメントを読んで、「ああ、なるほど」と思いました。「ハードボイルド」とい…

『ミステリマガジン』2015年3月号No.709【追悼P・D・ジェイムズ】

今月から隔月刊に。「追悼P・D・ジェイムズ」「PD私の一冊」山崎まどか・若竹七海ほか「P・D・ジェイムズと死者の代弁者」宮脇孝雄 『女には向かない職業』とコーデリアについて、翻訳者らしく英語原文を読むからこそ見えてくる効果について指摘したエ…

『ミステリマガジン』2015年2月号No.708【ダウントン・アビー 館をめぐるミステリ】

ドラマ自体にはまったく興味がありませんが、「「ダウントン・アビー」と階級の箱庭」村上リコ、「執事とメイドの仕事 屋敷で働く家事使用人」久我真樹のエッセイ二篇が、イギリスの階級社会とお屋敷について学べて重宝します。 「ティリング・ショーの謎」…

『ミステリマガジン』2015年1月号No.707【ミステリが読みたい!2015版】

来年から隔月刊になるそうです。『ミステリマガジン』は奇数月、『SFマガジン』は偶数月の発売。 「ミステリが読みたい!2015年版」 各ジャンル・ベスト10、及び識者アンケート(小山正・佳多山大地・山崎まどか等)。「ピアノが止んだ時」ヘレン・マクロ…

『ミステリマガジン』2014年12月号No.706【作家特集エドワード・ゴーリー/小特集 アガサ・クリスティー賞】

作家特集エドワード・ゴーリー「黒い人形」エドワード・ゴーリー/柴田元幸訳 シナリオ。「ゴーリーとミステリ」濱中利信「死の吸取紙」エドワード・ゴーリー/濱中利信訳 絵本。「『ゴーリー的』な世界」五代ゆう「不穏な魂――ゴーリー」ひらいたかこ「探偵…

『ミステリマガジン』2014年11月号No.705【さようなら、こんにちはポアロ】

『モノグラム殺人事件(一部掲載)』ソフィー・ハナ/山本博他訳 クリスティー社公認のポワロ新作。邦訳単行本からの先行掲載。「マイ・ベスト・ポアロ・アンケート」紀田順一郎・辻真先・深町眞理子・松下祥子ほか。 小山正氏によれば、中村能三訳『アクロ…

『ミステリマガジン』2014年10月号No.704【藤田宜永責任編集】

「迷宮解体新書(80)藤田宜永」村上貴史「奇妙なファリッド」(再録)藤田宜永 ――パリの露天商がピアノ弾きの日本人青年に持ちかけたヤバイ話とは?(惹句より)「70s「若き狼」80s「ネオ・ポラール」藤田宜永、リュク・ドゥラノワ対談」(再録)「墓場にて…

『ミステリマガジン』2014年9月号No.703【カーと密室】

「『三つの棺』は時を超える」北村薫「『三つの棺』新訳に寄せて」加賀山卓郎「灰ほどの手がかり」ジョン・ディクスン・カー/加賀山卓郎訳(Ashes of Clues,John Dickson Carr,1923)★★★☆☆ ――ソーンダーズはどんな役にもなりきれる俳優だった。今夜、メイ…

『ミステリマガジン』2014年8月号No.702【幻想と怪奇 乱歩生誕12周年】

乱歩「目羅博士の不思議な犯罪」とその前後の影響関係にあるエーヴェルス「蜘蛛」(浅野玄府訳)、エルクマン=シャトリアン「見えない眼」、竹本健治「月の下の鏡のような犯罪」、解説・新保博久「乱歩輪舞」が掲載されています。「ポーと乱歩の二十一世紀…

『ミステリマガジン』2014年7月号No.701、『S-Fマガジン』2014年7月号No.700

『ミステリマガジン』2014年7月号No.701【シャーロック・ホームズ・ワールド】 ふたたび『シャーロック』特集です。人気があるのはわかるけど、ペース早すぎません? 今回もインタビュー&パロディ・パスティーシュ特集。「迷宮解体新書(77)光原百合」村上…

『ミステリマガジン』2014年6月号No.700【創刊700号記念特大号】

資料とエッセイ篇。小説はアンソロジーのほうで、ということのようです。「ミステリマガジンの存在意義とは?」小鷹信光×松坂健×日下三蔵×杉江松恋「創刊当時の異常な興奮」紀田順一郎「ミステリマガジン700号の歩み」新保博久・三橋暁「71人が語るミステリ…

『ミステリマガジン』2014年5月号No.699【MONEY MONEY MONEY】

一応は金融ミステリ特集ということですが、ガイドのみで小説作品はなく、代わりにタイバニ特集に翻訳権取得が間に合わなかったメリンダ・M・スノッドグラス「ルーキー」を載せるという珍編集。 「海外ミステリー東西評論対決」法月綸太郎VS杉江松恋 どこ…

『ミステリマガジン』2014年4月号No.698【乙女ミステリのススメ】

「乙女ミステリ序文」山崎まどか 乙女ミステリとは何かを、七つの特徴に沿って紹介。サラ・ウォーターズやケイト・モートンといった当然なものから意外なものまで。「またたかない星《スター》」小泉喜美子(1977) ――あのとき、ドミニクは吠えなかった。去…

『ミステリマガジン』2014年3月号No.697【TIGER & BUNNY 街の守護神、ヒーロー】

「TIGER & BUNNY 街の守護神、ヒーロー」 内容自体は面白そうなのですが、アメコミだとか紹介者の顔ぶれだとか、あんまり響かない特集でした。「デーモンの死」レックス・スタウト/宮澤洋司訳(Death of a Demon,Rex Stout,1961)★★★★☆ ――バリー・ハザン…

『ミステリマガジン』2014年2月号No.696【作家特集ジョン・ル・カレ】

古典という印象があるのでまだまだ現役だったことに驚き。これからもスパイ小説を牽引していってほしい。『誰よりも狙われた男』(一部抜粋)ジョン・ル・カレ/加賀山卓朗訳(A Most Wanted Man,John le Carré,2008) ――舞台はドイツ、ハンブルク。チェチ…

『ミステリマガジン』2014年1月号No.695【ミステリが読みたい! 2014年版】

「ミステリが読みたい! 2014年版」 非ミステリ作品は早川や創元で出ているものが有利なのだろうなあ、と思うにつけても、新潮社から出ているジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』がランクインしているのを見ると、よほど面白いのだろうなと思います。知ら…

『ミステリマガジン』2013年12月号No.694【あまちゃんとローカル・ミステリの魅力】

あまちゃん関係ない。。。「あまちゃんとローカル・ミステリ」ではなく、「あまちゃん」と「ローカル・ミステリ」の特集です。「犬の生活」マイクル・イネス/宮澤洋司訳(A Dog's Life,Michael Innes,1954) ――ロンドン警視庁の刑事アプルビイが初休暇で…


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